子ども支援をさらに 共産党水戸市議団、公約実現へ宣伝

水戸市議選で当選した日本共産党の田中まさき氏、土田きよみ氏、なかにわ由美子氏は5月2日、水戸市のJR水戸駅南口で街頭演説し、「3人全員当選を力に、掲げた公約実現へ頑張りたい」と訴えました。
「明るい水戸市をつくる会」から無所属で市長選をたたかった大内久美子党県副委員長と、江尻かな議員も訴えました。

訴える江尻氏、なかにわ氏、田中氏、土田氏、大内氏

訴える江尻氏、なかにわ氏、田中氏、土田氏、大内氏(左から)=5月2日、水戸市

就学前や在籍児童などの発達相談が増えていることを受け、田中氏は早速、心理検査や相談体制の大幅拡充を市教育委員会に求めたと報告。「子どもたちへの手厚い支援をさらに求めたい」と訴えました。

土田氏は、税金の使い方を市民優先に改めさせたいと強調。「利権のからんだ開発優先の市政にくさびを打ち込む役割を果たしたい」と訴えました。

初当選したなかにわ氏は、「助産師の経験を生かして母と子、その家族を守りたいとの思いで選挙戦をたたかった」と力説。東海第2原発の廃炉、中学校で先行実施した給食無償化を早急に小学校まで広げたいと述べ、「病院で聞いてきたお母さんの声を市政に届ける」と呼びかけました。

大内氏は、「暮らしが大変なときに軍事費を2倍にすることは認められない」と述べ、憲法9条を生かす日本の外交を求めようと力説。江尻氏が、「1人ひとりが大事にされる水戸市政、県政をつくっていきたい」と力を込めました。

(「しんぶん赤旗」2023年5月3日付より転載)