メーデー開催 安心して働き続けられる社会を 水戸

第94回茨城県中央メーデーが5月1日、水戸市で開かれ、約100人が岸田文雄政権による大軍拡と原発推進に反対するとともに、賃金の大幅増など労働者の待遇改善を求めました。

「平和と雇用を守れ」とデモ行進でアピールする参加者

「平和と雇用を守れ」とデモ行進でアピールする江尻議員(中央右)と参加者=5月1日、水戸市

主催者を代表して、白石勝巳さん(茨城労連議長)は、暮らしが冷え込む今こそ、物価上昇に見合う賃金増が必要だと力説。「安心して働き続けられる社会をめざそう」と呼びかけました。

日本共産党の江尻かな議員が岸田政権の軍事費2倍化を批判し、「平和と暮らしを守るために声をあげよう」と連帯のあいさつをしました。

労組・平和・民主団体の代表がマイクを握り、「国公立病院の積立金を軍事費に使おうとしている。税金は命を守るために使うべきだ」(県医労連)、「モノ言う人間と労組の排除は許されない」(JAL争議団)、「東海第2原発で事故が起きても避難はできない。廃炉を求める」(水戸翔合同法律事務所)、「冤罪をなくし、人権と民主主義が大切にされる社会に」(国民救援会)、「学校給食の無償化を広げたい」(県新婦人)などとリレートーク。参加者は集会後、市内をデモ行進しました。

(「しんぶん赤旗」2023年5月2日付より転載)