茨城県議会 補正予算案 コロナ対策に751億円 飲食店以外にも補償

茨城県の新型コロナ対策を含む補正予算案の概要が9月22日、日本共産党県議団への事前説明で分かりました。

総額は766億1300万円で、コロナ対策は751億7900万円。共産党が要望していた関連事業者支援一時金も盛り込まれました。

8~9月の自粛要請により、売上が30%以上減少した中小企業・個人事業者(飲食店以外)に、売上高に応じて20万~500万円を支給。
売上高が年3,000万円未満の事業者に20万円、売上高3,000万~1億円未満に30万~90万円、売上高1億~5億円未満に100万~400万円、売上高5億円以上の事業者が500万円です。10月末に申請の受付を開始します。

このほか、県立中央病院と県立子ども病院での陰圧装置と人工呼吸器の設置に3億8100万円、県立学校での学校給食中止にともなう補償として600万円を計上しました。
県議会第3回定例会は30日に開会されます。

(「しんぶん赤旗」2021年9月28日付より転載)