茨城県議会開会 コロナ対策に441億円計上

茨城県議会が11月25日開会し、総額447億8100万円の補正予算案が上程されました。会期は12月15日まで。

新型コロナウイルス対策に約441億6300万円を計上。
コロナ患者受け入れのための空床補償を、特定機能病院と重点医療機関の病床1床につき、それぞれ7.4万円と7.1万円に拡充。
特定機能病院のICU(集中治療室)も1床43.6万円に拡充します。

陽性患者の入院受け入れ医療機関に、20万円を上限に入院日数分を支給する事業が創設されましたが、一般病院の減収補てんは盛り込まれませんでした。

「私学助成をすすめる茨城県連絡会議」と「民主教育をすすめる茨城県民会議」が県議会議長に請願を提出。
「連絡会議」は、コロナの影響を受けた世帯の授業料・施設設備費の減免制度創設など5点、「茨城県民会議」は小・中・高校の少人数学級の早期実現など5点を要求しています。

また、「NPO法人茨城の専攻科を考える会」など県内6団体から、国に特別支援学校の設置基準の策定に向けた意見書の提出を求める請願が出されました。

(「しんぶん赤旗」2020年11月27日付より転載)