茨城民報 2018年2月号外


項目


県民の願いを届け実現をめざしてきました

県議会議員 江尻かな
ぶれずに平和 きちんと福祉

県議会に送り出していただいて3年になりました。
子育てや福祉・医療など、県民の暮らしに寄り添う県政をめざして、多くの方に支えられ、協力しながら活動してきました。

「若者が夢や希望をもてる県にしたい」
「だれもが幸せに暮らせる茨城にしたい」

みなさんから寄せられる願いを力に、今年暮れの県議選で2期目をめざします。
ムダな開発を見直しさせましょう。
東海第2原発は廃炉にしましょう。
暮らしやいのち、環境が大切にされる社会をつくるため、力を尽くします。
ご支援、ご協力を心よりお願いします。

プロフィール

  • 1973年徳島県生まれ
  • 筑波大学芸術専門学群・建築デザイン卒業
  • 一級建築士
  • 2003年に水戸市議に初当選(3期)
  • 2015年に茨城県議1期目
    (2018年現在…防災環境商工委員会、議会運営委員会、決算特別委員会所属)
  • 寿小学校元PTA会長、ひばり保育園元父母会長
  • 家族は夫と二男一女

原発ゼロ

東海第2原発 トラブル多発、老朽化を告発

運転開始から40年の東海第2原発。運転当初からのトラブル状況を調査し、県議会で老朽化の実態を示して追及。再稼働をやめ、廃炉の決断を求めてきました。
市民団体とともに、日本原電に危険な運転延長の中止を求めています。

住民避難計画の矛盾ただす

30キロ圏内の住民は約96万人。避難計画は地震や津波などの複合災害を考慮しておらず、実効性がないと指摘。「住民避難ひとつをみても廃炉にすべき」と迫ってきました。

使用済み核燃料 あと5年で満杯が明らか

東海第2原発が再稼働すれば危険な使用済み核燃料が増え続け、燃料プールや乾式キャスクへの貯蔵はあと5年で満杯になることを明らかにし、再稼働・運転延長の中止を求めました。

─安全協定の拡大で住民・自治体の声を反映

毎週金曜日の原電抗議行動に参加

スピーチで日本原電や県の対応を報告。参加者と共に「東海第2は廃炉!」と訴え、連帯の輪を広げています。

明るく一生懸命な江尻さん
党県副委員長・前県会議員(2019年参院選挙区予定候補) 大内くみ子

子育て世代の願いを県政へと、江尻県議は一生懸命とりくんできました。
3歳で亡くなった児童虐待事件に胸を痛め、欠かさず裁判を傍聴し、県や市の不十分な対応を指摘、児童福祉司の増員など、改善させました。市民運動と連携して「東海第2原発の再稼働をさせてはならない」と、知事に迫った質問は、堂々たるものでした。

市民と野党の共闘で政治は変えられる─日本共産党・江尻県議の役割は、なくてはならないものです。
3人の子育てをしながら、明るく意欲的な江尻さんを、心から信頼しています。
江尻さんへの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

みなさんと力あわせて 江尻かな奮闘中

江尻かな県議が取り組んできた県民要望をおしらせします。

子育て支援

子ども医療費助成(マル福)を拡充 所得制限を緩和

お母さんたちと長年運動をつづけ一歩一歩前進させてきました。
2016年10月から所得制限が緩和され対象が9割に拡大。
「あと25億円で高校卒業までの完全無料化が実現できる」と迫っています。

保育所の定員増、学童保育の拡充

県内44自治体の保育実態調査に取り組み、待機児童の9割を占める0~2歳児の定員拡大、認可保育所の増設を要求。県は学童保育指導員の研修などへの支援を表明しました。

児童虐待への相談体制 福祉司55人→75人に

児童相談所の相談支援体制の充実を求めてきました。県は現在55名の児童福祉司を2019年度までに75名に増員すると答えました。

  • 医療的ケアが必要な障害児への支援
  • 子どもの貧困の実態調査を要求
  • 就学援助の入学準備金前払い実現

教育

私学助成の拡充

私立高校授業料は平均年32万円。支援の拡充、所得制限の撤廃を要求。

特別支援学校の増設

教室不足が深刻です。支援学校の増設、スクールバスの増車を求めています。

少人数学級の拡充

小中学校の全学年、全学級での35人学級の早期実施を求めています。

雇用・賃金

小中学校教員の勤務時間を初めて調査

先生の「多忙化」問題を取り上げ改善を求めました。教育庁は実態調査を初めて実施し調査結果をまとめました。(平日が小学校11時間15分、中学校11時間32分)

県の臨時・嘱託職員の処遇改善

臨時日給、嘱託月給が引き上げられ、産休、育休、介護休暇が拡大されました。

保育、介護で働く人の賃上げ

保育士、介護士の賃上げと労働条件の改善を図る県独自補助を求めてきました。

  • 最低賃金(時給796円)の引き上げ
  • 県が正規雇用を増やす具体的取り組みを提起

医療・福祉

高すぎる国保税の引き下げを

県内市町村の国保会計への国からの支出金は半減し、国保税負担が3倍化した実態を示し、国庫負担の大幅増額を要求。
県内多くの自治体で値上げが見込まれており、県独自の補助を強く求めています。

後期高齢者医療 6年間値上げストップ

「積立金を活用すれば値上げは必要ない」と申し入れ、滞納を理由にした短期保険証の発行の中止を求めています。

  • 介護保険料の値上げ、サービス切り捨てやめよ
  • 滞納者への厳しい取り立て、差し押さえをやめ、丁寧な納付相談を
  • 医師確保へ修学資金の拡充を実現

開発・ムダ

水余りのなか 水源開発への税金投入を批判

人口減のもとでも水源開発をつづける県政を批判し、霞ヶ浦導水事業、八ッ場ダムの中止を要求しています。引き続き水道料金の値下げを求めています。

売れ残り土地の借金返済へすでに2,222億円投入 破たん処理を厳しくただす

保有土地はさらに1,000ヘクタールもあり、いまだに2,252億円もの借金を抱えています。反省のないまま開発優先をすすめる県政を批判し、税金は県民のくらし、福祉優先に使う県政改革を提起してきました。

  • CO²削減に逆行する石炭火力発電所の増設や灰埋め立てによる常陸那珂港建設に反対
  • 鬼怒川決壊の教訓を明らかにし、遅れている那珂川などの堤防整備を要求

江尻かなのあゆみ

  • 1973年
    徳島県生まれ
  • 1992年
    筑波大学に進学 建築デザインを学ぶ
  • 1996年
    就職、結婚で水戸市へ 建築事務所で働く
  • 2003年
    水戸市議選で初当選 以後3期12年
  • 2014年
    県議選で初当選。大内くみ子さんからバトンタッチ。現在、県議1期目
  • 徳島県で3人姉弟の長女として生まれました。父はB型肝炎の患者会会長として裁判に取り組み、母は労働組合の委員長。
  • 中学から高校までバレー部。筑波大学で建築デザインを学び、核兵器廃絶の運動にも取り組みました。卒業後、一級建築士として水戸市の設計事務所で働きました。
  • 2003年に水戸市議に初当選。子育て世代の願いを次々に市政に届け、実現してきました。2014年、大内くみ子さんから議席を引き継ぎ、県議に初当選しました。
  • 子どもたちに憲法を生かした安心の未来、希望のもてる茨城を残そうと、多くのみなさんと力をあわせてがんばっています。