江尻かな活動レポート No.6(2018.2.11)

 

項目

県が工業団地を大幅値下げ バブル崩壊後に取得した土地 大規模な売れ残り

大井川知事は2月8日、県が保有する工業団地のうち8カ所(約330ヘクタール)について、価格を大幅値下げすると発表しました。近県の工業団地と比べて割高とされるため、実勢価格を反映して価格を見直したとのこと。(下記表を参照)

値下げの影響額はいくら? 開発の破たんは県民にツケ

担当課の県企画部事業推進課に聞き取りしたところ、値下げの影響額は「20~40億円」との説明でしたが、その根拠は示されていません。
8カ所の工業団地のうち、バブル崩壊後に取得した土地が6カ所(宮の郷、茨城中央1期・2期・笠間、茨城空港テクノパーク、北浦複合)にのぼります。
景気が後退し、開発を控えるべき時期に甘い見通しで事業を拡大した県政の責任は重大です。
県の保有土地は、今回の8団地以外も含めると約1,000ヘクタールもあり、2,252億円の借金を抱えています。日本共産党はこれまでも、借金を財源にした土地開発に反対し、厳しくただしてきました。

私のツイッターに以下の意見が寄せられましたが、そもそも民間なら成り立たない開発を無責任に進めてきた結果ではないでしょうか?

2018年2月9日
売れないと、永遠と維持管理経費がかかりますね。どこで見限るのかって話で、これだけ長期間塩漬けされていたら民間なら当然損切りするのが、経営ではないでしょうか?

2/27~3/23 県議会第1回定例会が開かれます
議会傍聴のご案内

大井川知事が昨年12月に発表した『政策ビジョン』(下記)にもとづいて編成する新年度県予算(約1兆1千億円)を審議する大事な議会です。
県民のくらしを支える予算の実現をめざし、日本共産党県議団は議案調査と議会質問にのぞみます。

一般質問 江尻かな
3月7日(水) 午後2時~(予定)

  • 子育て支援・少子化対策
  • 国保・介護・医療の充実
  • 開発行政とまちづくり
  • 教育環境の改善
  • 東海第2原発の廃炉 etc…

大井川県政の「政策ビジョン」―新しい4つのチャレンジ

知事は、「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現を掲げ、2017年12月に発表した政策ビジョンで20項目を示しています。
詳しくは、県のホームページもしくはパンフレットで見ることができます。

  1. 「新しい豊かさ」へのチャレンジ
    (1)科学技術を活用した新産業育成,中小企業の成長支援
    (2)質の高い雇用の創出
    (3)「強い農林水産業」の実現
    (4)かけがえのない自然環境の保全・再生
    (5)多様な働き方の実現
  2. 「新しい安心安全」へのチャレンジ
    (6)県民の命を守る地域医療・福祉の充実
    (7)健康長寿日本一
    (8)障害児・障害者福祉の充実
    (9)安心して暮らせる社会づくり
    (10)災害に強い県土づくり
  3. 「新しい人財育成」へのチャレンジ
    (11)次世代を担う「人財」育成
    (12)教育環境の充実
    (13)日本一,子どもを産み育てやすい県
    (14)学び・文化・スポーツに親しむ環境づくり
    (15)人権を尊重し,多様性を認め合う社会づくり
  4. 「新しい夢・希望」へのチャレンジ
    (16)魅力度No.1プロジェクト
    (17)世界に飛躍する茨城へ
    (18)ビジット茨城~新観光創生~
    (19)茨城国体・全国障害者スポーツ大会 東京オリンピック・パラリンピックの成功
    (20)発展を支える社会資本の整備と住み続けたくなるまちづくり

新しいポスターできました 張り出しにご協力ください

まだ少し先ですが、5月13日(日)に 日本共産党演説会を開きます。つくば国際会議場大ホールにて。国会質問やテレビ討論でおなじみの小池晃参院議員が、ユーモアを交えながらズバッと安倍政治の核心をただし、政治の展望をあつく語ります。
私も今年暮れの県議選にむけた決意をお話しします。保育があります。子ども連れも大歓迎!
ポスターを自宅塀などに貼り出して頂ける方、ご連絡下さい。
TEL 029-221-7441(日本共産党東部地区委員会)

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