茨城県は、毎年4月と10月に茨城県全体の保育所待機児童数を発表します。
2016年4月は382人でしたが、毎月入所希望が増えていき10月が807人。過去5年間で最も多くなっています。
待機児童のうち97%(784人)が0~2歳児です。
市町村ではつくば市143人、水戸市121人、龍ケ崎市108人と続きます。

こうした行政発表の数字には、潜在的な待機児童「かくれ待機児童」が含まれていません。
来月、3月末に5歳児が卒園し、4月から新しく入所を希望する家庭に対し、定員一杯で入れないと「入所不承諾」の通知が役所から送られています。
少なくないママ・パパたちが第2、第3希望で入所できる保育所を探しています。

それでも入れる保育所が見つからない!保育園落ちた!と切実な声が寄せられます。
産休明けや1年間の育児休暇を終えて職場復帰する親が多くいるのに、0~2歳の低年齢児保育の定員が少なすぎます。

「少子化で人口減少が問題だ」と言いながら、いざ子どもを生んだら入れる保育所さえない!という現実こそ真っ先に解決しなければなりません。
待機児童が多い市町村で、必要な分の保育所の早急な増設が必要です。
同時に、そこで働く保育士の賃金・処遇を引き上げることが大事です。

保育という責任と専門性を求められる仕事に見合った処遇に改善し、保育士という仕事を選択して働き続けられる環境に改善できるよう取り組みます。