コロナ対策に147億円 茨城県が補正予算案発表

茨城県は1月21日、薬局で実施している無料のPCR検査を3月末まで延長するなどの新型コロナ対策をはじめとする一般会計補正予算案(総額442億3400万円)を公表しました。

新型コロナ対策では147億6300万円を計上。
県内230か所の薬局・ドラッグストアで1日約1万件の検査体制を整備するほか、児童扶養手当を受給する低所得のひとり親世帯への児童1人あたり一律5万円の支給、県立高校や中等教育・付属中学校(95校)と特別支援学校(23校)のトイレ洋式化の予算が含まれています。

また、児童養護施設などの職員(計37施設、748人)給与を2月以降、月1万900円増額する「社会的養護従事者処遇改善事業」に1,600万円を盛り込みました。

このほか、原子力災害時の屋内退避施設(1施設)の防護対策など、防災・減災対策に290億5100万円を計上しました。
補正予算案は28日開会の臨時県議会に上程されます。

(「しんぶん赤旗」2022年1月25日付より転載)