茨城県議会開会 コロナ対策など補正予算案21.6億円

茨城県知事選を控えた、県議会第2回定例会が6月1日に開会し、一般会計補正予算案(21億6200万円)と条例案など計14議案が提案されました。

県指定の「感染拡大市町村」でのPCR検査の実施、ワクチン集団接種会場への医療従事者の休日・時間外時の派遣費用など、新型コロナ対策に6億7500万円を計上しました。

全国最下位クラスに落ち込むワクチン接種をめぐり、大井川和彦知事は大規模接種会場を庁内と県内の複数箇所に設置すると表明。
PCRなど、検査を実施した県民を対象に県内の宿泊料金を補助する「いば旅あんしん割事業」に4億8700万円を盛り込み、追加配分された国の地方創生臨時交付金を活用した事業者への支援について、追加の補正予算案を計上する考えを示しました。

定例会は18日までの18日間。15日に開かれる予算特別委員会で、日本共産党の江尻加那議員が質疑に立ちます。

(「しんぶん赤旗」2021年6月2日付より転載)