茨城県、県議会の議案を発表 東町運動公園を水戸市に移管

茨城県(橋本昌知事)は6月1日、県議会第2回定例会(6月5日開会予定)に提出する議案を発表しました。

提出議案は、水戸市の東町運動公園を水戸市に移管することに伴い、東町運動公園に関連する規定を削除する条例案や専決処分など。
東町運動公園(総面積4.6ヘクタール)には現在、体育館やテニスコート、プールなどが併設されています。

県から移管される水戸市は9月1日以降、東町運動公園の解体工事に着手。
2019年開催予定の茨城国民体育大会に向けて、各席2,000人以上の体育館建設を計画しています。
事業費は30億円と見込まれています。

水戸市民からは「そんな大きな体育館はいらない」「プールをなくさないでほしい」「県の責任で改築を」などの声が出ています。

(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年6月3日付より転載)