江尻かな活動レポート No.15(2018.6.3)

水戸・新市民会館問題 「市民の会」がフォーラム

知事が事業計画を「認可」

水戸市が計画する巨大な市民会館建設の白紙撤回・見直しを求める市民の会が6月2日、フォーラムを開きました。大勢の市民がつめかけ、私も参加しました。

市の事業計画を県が5月24日に認可したことに対し、参加者から「無謀な計画に少しはブレーキをかけてくれるかもと期待したが、結局は認可ありき」、「この後も権利変換計画や土地買収などの課題は多く、市民が使いやすい計画に見直せと世論を広げていこう」など発言があいつぎました。

また、市民の会から、市民会館の建設場所として、広大な市有地である「東部公園用地」を活用する提案がありました。

新しいチラシには東部公園用地が紹介され、「広く・早く・安く・便利な会館」が計画でき、 市が整備予定のサッカー場や野球場、多目的広場と合わせて、スポーツ・文化ゾーンとする構想が提案されています。

今も昔も“市民不在”

「市民の会」が市民会館の建設用地として提案している水戸市渋井町の東部公園用地は、かつて市が下水処理施設をつくろうと買収したものです。

昭和57年当時の様子を伝える記事を見つけましたのでご紹介します。住民合意のない計画はとん挫し、県の流域下水道で処理することとなりました。

住民不在の計画強行が禍根を残す事実が、ここにもあらわれています。

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