政治変える議席必ず 小池晃書記局長が訴え 茨城・つくば

大激戦が続く総選挙(10月22日投票)は、多くの有権者がまだ投票先を迷っています。

投票日前最後の日曜日となった15日、日本共産党の候補者は、「市民と野党の共闘の勝利と、比例での共産党の躍進で、安倍暴走政治を退場に」「共闘の大義を揺るがず貫く共産党を伸ばしてください」と熱く訴えました。

党と後援会は、「比例は共産党」と宣伝、対話・支持拡大の大攻勢を展開し、自民党員の自営業者が「憲法9条は変えてはだめだ。比例は共産党に入れる」(山梨県南アルプス市)と約束するなど各地で変化をつくり出しました。


小池晃書記局長を迎えて10月15日、茨城県つくば市のTXつくば駅頭で開かれた街頭演説。
時折雨が強く降る中でも傘とレインコート姿の聴衆が沿道に伸び、拍手や「がんばれ」の声が響きました。

梅村さえこ衆院北関東比例(埼玉15区)候補は、前回の総選挙で、8から21議席に躍進した共産党が、市民と野党の共闘を支える「大黒柱」になったと強調。
「安保法制や共謀罪法の審議では、以前の倍の時間をかけて追及し、安倍政権を解散に追いつめてきました。日本共産党が伸びれば、必ず政治が変わります」と力を込めました。

大内くみ子衆院北関東比例・茨城1区候補は、「大震災時に過酷事故寸前だった東海第2原発の廃炉を国会で一番に取り上げます。比例の一票で私を押し上げてください」と訴えました。

林みやこ衆院茨城3区候補、古沢よしゆき茨城6区候補が憲法を生かし、格差と貧困を是正する党の政策を語りました。

元社民党茨城県連委員長の川口玉留氏が初めて共産党候補の応援に立ち、「今こそ憲法9条を生かした外交で北朝鮮問題の解決を」と話しました。
元公明党副委員長の二見伸明氏や、茨城県知事候補だった鶴田まこみ氏(日本共産党など6党・団体推薦)らもマイクを握りました。

乳児を抱いて演説を聞いていた女性(42)は、「憲法の良さをママ友に知らせることが、共産党の応援になると思っています。きょうもこの後、つくば市のママたちと計画を練ります」と話しました。

(「しんぶん赤旗」首都圏版 2017年10月16日付より転載)