私学助成増額・教育条件改善 茨城県議会に請願相次ぐ

12月1日に開会された茨城県議会第4回定例会に、教育関係団体から私学助成の増額や教育条件の改善などを求める請願書が相次いで提出されました。

「私学助成をすすめる県連絡会議」は、2万人余の署名を添えて▽私学への経常費助成の増額▽県単独補助金の高校、幼稚園への増額と小・中学校への創設▽学費の滞納や経済的理由で退学者を出さないように授業料軽減制度の大幅拡充─などを求めた請願書を小川一成議長に手渡しました。

「民主教育をすすめる県民会議」は、▽小・中学校、高校での35人以下学級の早期実現▽小中学校の統廃合をしないこと▽教育費の父母負担の軽減▽夜間定時制高校、フレックススクールの教育条件の充実─など請願しました。

請願提出には日本共産党の山中たい子県議、江尻加那県議、上野高志県議が紹介議員として同席しました。

(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年12月3日付より転載)